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自分に最適な白杖を選ぶには、用途や身体状況に合わせることが重要です。失敗しないための5つの選定基準を解説します。
白杖の長さは、歩行速度や身長によって異なります。一般的には「みぞおちから肩までの高さ」が目安です。歩行速度が速い方は、障害物を早めに察知できるよう少し長め(肩の位置)を選び、ゆっくり歩く方は操作しやすい短め(みぞおちの位置)を選ぶのが基本です。初めての方は、歩行訓練士などの専門家に相談し、自分の歩幅に合った長さを計測してもらうことを強く推奨します。
「直杖(じかづえ)」は継ぎ目がないため、路面の情報が手に伝わりやすく、耐久性が高いのが特徴です。一方、「折りたたみ式」は3〜7段に畳めるため、電車やバスでの移動時や、カバンに収納したい場合に非常に便利です。日常的に長距離を歩くなら直杖、外出先で杖をしまう機会が多いなら折りたたみ式と、ライフスタイルに合わせて選択しましょう。
主に「アルミ」「カーボン」「グラスファイバー」の3種類があります。アルミは安価で頑丈ですが、やや重量があります。カーボンは非常に軽量で、路面からの振動が手に伝わりやすいため、長時間の歩行でも疲れにくいのがメリットです。グラスファイバーは適度な柔軟性があり、折れにくいという特徴があります。予算と、持ち運びの負担を考慮して素材を選んでください。
杖の先端にある「石突(いしづき)」は、歩行感に直結します。地面を叩いて歩く「スライド式」には、回転するローラータイプや、摩耗に強いマシュマロ型があります。点字ブロックをなぞりやすい形状や、段差を検知しやすい形状など様々です。自分がどのような歩行スタイル(地面を叩くか、滑らせるか)を好むかによって、最適な石突の形状を選択することが重要です。
グリップは長時間握り続けるため、手に馴染むものを選びましょう。素材はゴム製、革製、コルク製などがあります。汗をかいても滑りにくいゴム製や、手にフィットする形状のものが一般的です。また、手首に通すストラップが付いているタイプは、杖から手を離した際に杖が転がっていくのを防げるため、紛失防止の観点からも非常に実用的でおすすめです。