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壁面を有効活用して収納力を高める壁収納。失敗しないための選び方のポイントを5つに絞って解説します。
壁収納には「突っ張り式」「壁固定式」「置き型」の3タイプがあります。賃貸住宅なら、天井と床で支える「突っ張り式」が壁を傷つけず最適です。持ち家でしっかり固定したい場合は、ネジで壁に打ち込む「壁固定式」が耐震性に優れています。購入前に、設置場所の天井高や壁の材質(石膏ボードか木壁かなど)を必ず確認してください。特に石膏ボードの場合は、専用のアンカーや下地探しが必要になるため注意が必要です。
何を収納するかで必要な耐荷重が変わります。本や雑誌を並べるなら、棚板1枚あたり10kg以上の耐荷重があるものを選びましょう。軽い雑貨や観葉植物なら5kg程度でも十分です。耐荷重を超えると棚板がたわんだり、最悪の場合は落下して怪我をする恐れがあります。製品スペックに記載されている「全体耐荷重」だけでなく、「棚板1枚あたりの耐荷重」を必ずチェックし、収納物の総重量がそれを下回るように計画してください。
壁収納の奥行きは、収納するものに合わせて選ぶのが鉄則です。文庫本やCDなら奥行き15〜20cm、一般的な単行本や雑誌なら25〜30cmが目安です。奥行きが深すぎると、手前にデッドスペースができたり、圧迫感が出て部屋が狭く感じられたりします。逆に浅すぎると物がはみ出すため、収納したいアイテムの最大サイズを測り、それにプラス2〜3cmの余裕を持たせた奥行きを選ぶのが最も効率的です。
壁収納は面積が大きいため、部屋の印象を左右します。ナチュラルな雰囲気なら木目調のシートや無垢材、モダンな空間ならスチール製やホワイト・ブラックのマット塗装がおすすめです。また、オープンラックは開放感がありますが、中身が見えるため整理整頓が必要です。隠す収納を求めるなら、扉付きや引き出し付きのタイプを選びましょう。部屋の壁紙の色と馴染むカラーを選ぶと、圧迫感を抑え、部屋を広く見せる効果が期待できます。
将来的に収納量を増やしたい場合、棚板の追加やパーツの組み替えができる「システム収納」タイプが便利です。特に「ガチャ柱(棚柱)」と呼ばれるレール式のものは、棚板の高さを数センチ単位で自由に変更できるため、収納物の高さが変わっても柔軟に対応できます。最初から完成されたユニットを買うのも良いですが、ライフスタイルの変化に合わせてパーツを買い足せる製品を選ぶと、長く愛用できコストパフォーマンスも高まります。