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大切な床のキズを自分で目立たなくするための、失敗しない補修材の選び方を解説します。
キズの深さによって適した補修材が異なります。表面の浅い擦り傷には、ペンタイプやクレヨンタイプが手軽です。一方、深さ1mm以上のへこみやえぐれには、熱で溶かして充填するハードワックスタイプが適しています。ハードワックスは硬化後に削って平らにできるため、深いキズでもしっかりと埋めることが可能です。まずはキズの状態をよく観察し、深さに応じたタイプを選びましょう。
補修材選びで最も重要なのが「色合わせ」です。フローリングの色は単色ではなく、木目や濃淡が混ざっています。単色タイプを1本選ぶよりも、数色セットになったものを選び、混ぜ合わせることでより自然な仕上がりに近づけられます。購入前に、床の木目や色味に近いカラーが含まれているか、商品パッケージのカラーサンプルやサイトの画像でしっかりと確認することが大切です。
人がよく歩く場所や、椅子を動かす場所のキズには耐久性が求められます。クレヨンタイプは柔らかく手軽ですが、摩擦で剥がれやすい傾向があります。対して、ハードワックスや樹脂系の充填剤は、硬化後の硬度が高く、歩行による摩擦にも強いのが特徴です。リビングや廊下など、使用頻度が高い場所には、硬化後に硬くなるタイプを選択することをおすすめします。
補修には本体だけでなく、周辺道具も必要です。特にハードワックスを使用する場合、溶かすための専用コテや、余分なワックスを削り取るヘラ、仕上げ用のサンドペーパーなどが必要です。初心者の方は、これらが一式セットになった「補修キット」を選ぶと、買い足す手間が省け、すぐに作業を開始できるため非常に便利です。内容物を事前にチェックしましょう。
フローリングには光沢のあるタイプと、マット(つや消し)なタイプがあります。補修した箇所だけツヤが浮いてしまうと、かえって目立ってしまいます。最近の補修材には、仕上げに塗ることでツヤを調整できるコーティング剤が付属しているものもあります。床の質感に合わせて、ツヤの有無を選択できるか、あるいは調整可能な仕上げ材が含まれているかを確認しましょう。