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ハイトゲージ選びで失敗しないためのポイントを解説。測定対象や精度に合わせて最適な一台を選びましょう。
ハイトゲージを選ぶ際、最も重要なのは「測定範囲」です。一般的に300mm、600mm、1000mmといったサイズ展開が主流です。測定したいワーク(対象物)の最大高さよりも、余裕を持ったサイズを選びましょう。例えば、高さ250mmの部品を測定する場合、ギリギリの300mmではなく、作業スペースや安定性を考慮して少し大きめのサイズを選ぶと、測定時の取り回しがスムーズになります。
読み取り方式には「デジタル式」「ダイヤル式」「バーニヤ式」の3種類があります。デジタル式は液晶画面に数値が表示されるため、読み間違いを防ぎやすく、初心者にもおすすめです。ダイヤル式は指針で数値を読み取るため、電池切れの心配がありません。バーニヤ式は目盛りを直接読み取るアナログタイプで、構造がシンプルで故障しにくいというメリットがあります。用途と予算に合わせて選びましょう。
どれだけ細かく測定できるかを示す「最小表示量」も重要です。一般的な機械加工やDIY用途であれば0.01mm単位で測定できるものが標準的です。より精密な検査や品質管理に使用する場合は、0.001mm単位まで表示可能な高精度モデルが必要になることもあります。自身の作業で求められる公差(許容される誤差の範囲)を確認し、それに見合った精度を持つ製品を選定してください。
ハイトゲージは、ベース(台座)が定盤(じょうばん)の上で安定していることが正確な測定の前提です。ベースが軽量すぎると測定中にグラつき、誤差の原因となります。ある程度の重量があり、底面が平滑に加工されているものを選びましょう。また、移動させる際にスムーズに動かせるか、ベースの裏面にキズ防止加工や滑り止め機能があるかどうかも、作業効率を左右する重要なポイントです。
ハイトゲージの先端に取り付ける「スクライバ」は、測定やケガキ作業を行う重要なパーツです。先端が超硬チップ付きのものは摩耗に強く、長期間使用しても精度が落ちにくいという特徴があります。また、測定対象物の形状に合わせて、スクライバを交換できるタイプや、オフセット(段差)があるものなど、バリエーションが豊富なモデルを選ぶと、将来的に様々な測定に対応できるようになります。