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塗装前の下地処理に欠かせないサーフェイサー。失敗しないための選び方を解説します。
サーフェイサーには「番手」という粒子の粗さを示す指標があります。一般的なプラモデルの傷埋めや下地作りには、1000番〜1200番が最適です。表面が荒い場合は500番で大きな傷を埋め、仕上げには1500番以上の細かいものを使うのが基本です。数字が小さいほど粒子が粗く、大きいほど滑らかに仕上がるため、作業の段階に合わせて使い分けることが重要です。
手軽に使える「スプレー缶タイプ」と、エアブラシで吹く「瓶入りタイプ」があります。スプレー缶は準備が不要で初心者におすすめですが、塗料の消費が早くコストがかかります。一方、瓶入りタイプは希釈して使うため経済的で、エアブラシがあれば細かい調整が可能です。塗装するパーツの量や、ご自身の作業環境に合わせて最適なタイプを選択しましょう。
サーフェイサーの色選びも重要です。基本のグレーは傷が見えやすく、迷った時の定番です。白いパーツに鮮やかな色を塗る場合は「ホワイトサーフェイサー」を使うと発色が良くなります。逆に、黒いパーツや重厚感を出したい場合は「ブラックサーフェイサー」が便利です。下地の色を工夫することで、上から塗る塗料の発色をコントロールし、塗装の効率を上げることができます。
サーフェイサーは塗料の食いつきを良くする役割があります。特にレジンキットや金属パーツを塗装する場合は、プライマー成分が含まれた「プライマー入りサーフェイサー」を選びましょう。また、濃い色のパーツを明るい色で塗り替えたい場合は、隠蔽力の高いものを選ぶと、重ね塗りの回数を減らせるため、塗膜が厚くなりすぎる失敗を防ぐことができます。
サーフェイサーは完全に乾燥させてからヤスリがけや本塗装を行う必要があります。一般的に、スプレー缶や瓶入りの塗料は、気温20度前後で1時間〜数時間の乾燥時間を設けるのが理想です。冬場など気温が低い時期は乾燥が遅れるため、乾燥ブースを使用するか、丸一日放置するなど余裕を持ったスケジュールを立てることで、塗装後のトラブルを回避できます。