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¥638
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配線保護や穴の補強に欠かせないグロメット。用途に合わせた正しい選び方を解説します。
グロメット選びで最も重要なのは、取り付けるパネルの穴径(取付穴径)です。この数値が合っていないと、隙間ができたり、逆に無理やり押し込むことになったりします。例えば、パネルの穴が直径10mmであれば、適合するグロメットの取付穴径も10mmのものを選びます。製品仕様書に記載されている「取付穴径」の数値を必ず確認し、パネルの厚みと適合しているか照らし合わせてください。
パネルの板厚(パネル厚)も重要な指標です。グロメットには、対応可能なパネルの厚みが設定されています。例えば「板厚1.5mm〜2.0mm対応」といった表記がある場合、その範囲外の厚みのパネルに使用すると、グロメットが外れやすくなったり、しっかり固定できなかったりします。ノギスなどでパネルの厚みを正確に計測し、適合範囲内の製品を選択することが確実な固定の秘訣です。
グロメットの内径は、通す電線やケーブルの太さよりも少し大きいものを選ぶのが基本です。ケーブルの外径が5mmであれば、内径が6mm〜7mm程度のものを選ぶとスムーズに通せます。あまりに内径が小さいとケーブルを傷つける恐れがあり、大きすぎると隙間から埃や湿気が入りやすくなります。通すケーブルの束の太さを測り、余裕を持たせたサイズを選定しましょう。
一般的なグロメットには、柔軟性のある「ゴム(EPDMや天然ゴム)」と、硬質で耐熱性に優れた「樹脂(ナイロンやポリプロピレン)」があります。ゴム製は密着性が高く、振動がある場所や防水性を高めたい箇所に適しています。一方、樹脂製は耐摩耗性や耐薬品性に優れており、頻繁にケーブルを抜き差しする場所や、油分がかかる環境での使用に適しています。設置環境に応じて材質を選びましょう。
グロメットには、標準的な「円形」のほか、ケーブルを横から挟み込める「分割型」、配線を整理するための「ブッシングタイプ」などがあります。また、屋外で使用する場合は耐候性のあるEPDM素材を選ぶなど、環境に応じた形状・仕様の選定が不可欠です。DIYや電子工作であれば、まずは汎用性の高い円形ゴムグロメットのセット品から検討を始めると、サイズ合わせがしやすく便利です。